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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
朝井 まかて(アサイ マカテ)
1959年大阪府生まれ。甲南女子大学文学部卒業。2008年、第3回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し単行本『実さえ花さえ』(のち文庫『花競べ 向嶋なずな屋繁盛記』)でデビュー。14年『恋歌』で第150回直木賞、『阿蘭陀西鶴』で第31回織田作之助賞、16年『眩(くらら)』で第22回中山義秀文学賞、17年『福袋』で第11回舟橋聖一文学賞、18年『雲上雲下』で第13回中央公論文芸賞、『悪玉伝』で第22回司馬遼太郎賞、同年、大阪文化賞を受賞。20年『グッドバイ』で第11回親鸞賞、21年『類』で第71回芸術選奨文部科学大臣賞、第34回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が…( ) 朝井 まかて(アサイ マカテ)
1959年大阪府生まれ。甲南女子大学文学部卒業。2008年、第3回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し単行本『実さえ花さえ』(のち文庫『花競べ 向嶋なずな屋繁盛記』)でデビュー。14年『恋歌』で第150回直木賞、『阿蘭陀西鶴』で第31回織田作之助賞、16年『眩(くらら)』で第22回中山義秀文学賞、17年『福袋』で第11回舟橋聖一文学賞、18年『雲上雲下』で第13回中央公論文芸賞、『悪玉伝』で第22回司馬遼太郎賞、同年、大阪文化賞を受賞。20年『グッドバイ』で第11回親鸞賞、21年『類』で第71回芸術選奨文部科学大臣賞、第34回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
明治の終わり、森〓外の末子として生まれた類。愛情豊かな父と美しい母、ふたりの姉と、何不自由なく華やかに暮らした少年期。父の死という喪失を抱えながら画家を志し、パリへ遊学した青年期。戦後の困窮から心機一転、書店を開業。やがて文筆家の道へ。文豪の子という宿命を背負い、何者かであろう懸命に生きた彼の、切なくも愛すべき生涯を描いた大作。著者による講演「〓外夫人の恋」も載録。