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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
柳川 一(ヤナガワ ハジメ)
1952年茨城県生まれ。明治学院大学卒業。2021年、若き日の江戸川乱歩が開いた古書店を舞台にした「三人書房」で、第18回ミステリーズ!新人賞を最高齢の69歳で受賞。「三人書房」を連作化した本書で、本格的デビューを遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 柳川 一(ヤナガワ ハジメ)
1952年茨城県生まれ。明治学院大学卒業。2021年、若き日の江戸川乱歩が開いた古書店を舞台にした「三人書房」で、第18回ミステリーズ!新人賞を最高齢の69歳で受賞。「三人書房」を連作化した本書で、本格的デビューを遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
大正八年東京・本郷区駒込団子坂、平井太郎は弟二人とともに“三人書房”という古書店を開く。二年に満たない、わずかな期間で閉業を余儀なくされたが、店には松井須磨子…(続く)
大正八年東京・本郷区駒込団子坂、平井太郎は弟二人とともに“三人書房”という古書店を開く。二年に満たない、わずかな期間で閉業を余儀なくされたが、店には松井須磨子の遺書らしい手紙をはじめ、奇妙な謎が次々と持ち込まれた―。同時代を生きた、宮沢賢治や宮武外骨、横山大観、高村光太郎たちとの交流と不可解な事件の数々を、若き日の平井太郎=江戸川乱歩の姿を通じて描く。第十八回ミステリーズ!新人賞受賞作「三人書房」を含む連作集。乱歩デビュー作「二銭銅貨」発表から百年の年に贈る、滋味深いミステリ。