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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
半藤 一利(ハンドウ カズトシ)
1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「漫画読本」「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役などを経て、作家。1993年、『漱石先生ぞな、もし』で第12回新田次郎文学賞、1998年刊の『ノモンハンの夏』で第7回山本七平賞、2006年、『昭和史 1926‐1945』『昭和史 戦後篇 1945‐1989』で第60回毎日出版文化賞特別賞、2015年には菊池寛賞を受賞。2021年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 半藤 一利(ハンドウ カズトシ)
1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「漫画読本」「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役などを経て、作家。1993年、『漱石先生ぞな、もし』で第12回新田次郎文学賞、1998年刊の『ノモンハンの夏』で第7回山本七平賞、2006年、『昭和史 1926‐1945』『昭和史 戦後篇 1945‐1989』で第60回毎日出版文化賞特別賞、2015年には菊池寛賞を受賞。2021年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
日米両軍の死闘にみる歴史の教訓と人間ドラマ。万策を練り、戦闘を指揮し、決断を下すのは、指揮官その人の人間性なのである。どんなに強大で、精緻なメカニズムを誇る軍隊があっても、戦うものは人である。そこには人本来の過誤、油断、疲労、迂闊さ、そして不信や不手際がつきまとう―。太平洋戦争で火花を散らした日米の司令官たちの能力と資質と人間性に、“歴史探偵”が肉迫する。
もくじ情報:1 連合艦隊司令長官「山本五十六」とミッドウェー攻略作戦(名をも命も惜しまず―亡国の戦いを戦…(続く)
日米両軍の死闘にみる歴史の教訓と人間ドラマ。万策を練り、戦闘を指揮し、決断を下すのは、指揮官その人の人間性なのである。どんなに強大で、精緻なメカニズムを誇る軍隊があっても、戦うものは人である。そこには人本来の過誤、油断、疲労、迂闊さ、そして不信や不手際がつきまとう―。太平洋戦争で火花を散らした日米の司令官たちの能力と資質と人間性に、“歴史探偵”が肉迫する。
もくじ情報:1 連合艦隊司令長官「山本五十六」とミッドウェー攻略作戦(名をも命も惜しまず―亡国の戦いを戦い抜く覚悟を定めた連合艦隊司令長官;大本営の「長期不敗の態勢」などは痴人の夢 短期戦で終わらせなければ、亡国あるのみ ほか);2 米太平洋艦隊司令長官「チェスター W.ミニッツ」とミッドウェー海戦(孫子の兵法を近代の戦争において実践した敵将ミニッツ;連戦連勝で太平洋王者となった南雲機動部隊と重い十字架を背負わされたミニッツ大将 ほか);3 遠すぎた提督「高須四郎」―代行指揮を執った七五〇時間(連合艦隊司令長官の搭乗する飛行艇の消息がまったく不明となった;危急の戦時下と平時とを同じに考えているような人事で高須大将に連合艦隊の指揮権がゆだねられた ほか);4 レイテ沖海戦の司令官たち―豊田副武司令長官と四人の主将(「不適当なりや否や」と昭和天皇に尋ねられた海軍大臣;敗因は無謀で容易に理解し難い作戦計画そのものにあった ほか)