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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
吉村 昭(ヨシムラ アキラ)
1927(昭和2)年、東京・日暮里生まれ。学習院大学中退。58年、短篇集『青い骨』を自費出版。66年、『星への旅』で太宰治賞を受賞、本格的な作家活動に入る。73年『戦艦武蔵』『関東大震災』で菊池寛賞、79年『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞、84年『破獄』で読売文学賞を受賞。2006(平成18)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 吉村 昭(ヨシムラ アキラ)
1927(昭和2)年、東京・日暮里生まれ。学習院大学中退。58年、短篇集『青い骨』を自費出版。66年、『星への旅』で太宰治賞を受賞、本格的な作家活動に入る。73年『戦艦武蔵』『関東大震災』で菊池寛賞、79年『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞、84年『破獄』で読売文学賞を受賞。2006(平成18)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「解体新書」の翻訳を牽引した前野良沢(『冬の鷹』)、日本最初の女性産科医・楠本いね(『ふぉん・しいほるとの娘』)、脚気病の治療法を開発した高木兼寛(『白い航跡』)…。江戸中期から明治初期に現れた、日本近代医学の先駆者たち十二人の苦闘の生涯を描く。著者による医家をテーマにした長編作品群の原点であり要となる短編集。
もくじ情報:山脇東洋―日本で初めて腑分を実見した医家;前野良沢―「解体新書」の翻訳を進めた中津藩の藩医;伊東玄朴―江戸屈指のオラン…(続く)
「解体新書」の翻訳を牽引した前野良沢(『冬の鷹』)、日本最初の女性産科医・楠本いね(『ふぉん・しいほるとの娘』)、脚気病の治療法を開発した高木兼寛(『白い航跡』)…。江戸中期から明治初期に現れた、日本近代医学の先駆者たち十二人の苦闘の生涯を描く。著者による医家をテーマにした長編作品群の原点であり要となる短編集。
もくじ情報:山脇東洋―日本で初めて腑分を実見した医家;前野良沢―「解体新書」の翻訳を進めた中津藩の藩医;伊東玄朴―江戸屈指のオランダ医家;土生玄碩―新しい手術を積極的に推し進めた眼科医;楠本いね―シーボルトの娘で日本初の女性産科医;中川五郎治―日本における種痘法の祖;笠原良策―種痘の普及につとめた福井の医家;松本良順―初代陸軍軍医総監;相良知安―日本にドイツ医学を定着させた医家;荻野ぎん―日本最初の女医;高木兼寛―脚気病の治療法を実証的に開発した功績者;秦佐八郎―梅毒の特効薬を開発した細菌学者