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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
徳井 淑子(トクイ ヨシコ)
1949年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程単位取得満期退学。お茶の水女子大学名誉教授。専攻はフランス服飾・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 徳井 淑子(トクイ ヨシコ)
1949年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程単位取得満期退学。お茶の水女子大学名誉教授。専攻はフランス服飾・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
なぜカジノ台は緑で、スーツにはダークカラーが多く、囚人服は縞模様なのか―全ての答えは西欧の中世世界にある。中世の色は現代よりもはるかに饒舌で、絵画や文学に描かれた衣服の色には、単なる美しさや好みを超えた、さまざまな意味が託されていた。多彩な史料から色に込められたメッセージを読み解き、中世人の心象風景を鮮やかに描き出す!
もくじ情報:序章 色彩文明の中世;第1章 中世の色彩体系;第2章 権威と護符の赤;第3章 王から庶民までの青;第4章 自然感情と緑;第5章 忌み嫌われた黄;第6章 子どもと芸人のミ・パルティと縞;第7章 紋章とミ・パルティの政治性;第8章 色の価値の転換;終章 中世人の心性