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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
井上 祐美子(イノウエ ユミコ)
姫路市生まれ。神戸大卒。『長安異神伝』『桃花源奇譚』などで人気を博した後、本格的な中国歴史小説に取り組み、『桃夭記』で吉川英治文学新人賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 井上 祐美子(イノウエ ユミコ)
姫路市生まれ。神戸大卒。『長安異神伝』『桃花源奇譚』などで人気を博した後、本格的な中国歴史小説に取り組み、『桃夭記』で吉川英治文学新人賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
宋代、端州の知事・包希仁は、二十代で科挙に合格した秀才ながら、どこか抜けた青年。その資質を危ぶむ州府世話係・孫懐徳であったが、州内で起きた「生きた牛の舌が切り取られる」事件をきっかけに―(「雪冤記」)。清廉潔白、裁きは公平、晴れ渡った空の如し。「包青天」と謳われた中国史上屈指の名判官の活躍を描く連作短篇集。
宋代、端州の知事・包希仁は、二十代で科挙に合格した秀才ながら、どこか抜けた青年。その資質を危ぶむ州府世話係・孫懐徳であったが、州内で起きた「生きた牛の舌が切り取られる」事件をきっかけに―(「雪冤記」)。清廉潔白、裁きは公平、晴れ渡った空の如し。「包青天」と謳われた中国史上屈指の名判官の活躍を描く連作短篇集。