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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
根井 雅弘(ネイ マサヒロ)
1962(昭和37)年、宮崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科修了(経済学博士)。専攻は現代経済思想史。現在、京都大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 根井 雅弘(ネイ マサヒロ)
1962(昭和37)年、宮崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科修了(経済学博士)。専攻は現代経済思想史。現在、京都大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
正統と異端のせめぎ合いから「革新」が生まれる。ミクロもマクロも豊富になった経済学のカリキュラム。だが、近年は経済(思想)史が軽視されがちである。基礎を固め、歴史と現在を切り結び、未来を透徹する…(続く)
正統と異端のせめぎ合いから「革新」が生まれる。ミクロもマクロも豊富になった経済学のカリキュラム。だが、近年は経済(思想)史が軽視されがちである。基礎を固め、歴史と現在を切り結び、未来を透徹する、経済学の泰斗をめざす人のための必携の入門書。
もくじ情報:第1章 需要と供給の均衡―アルフレッド・マーシャル(生産費税vs.限界効用説;マーシャルが注目した「時間」;需給均衡理論の限界;マーシャルの多面性);第2章 「見えざる手」の独り歩き―アダム・スミス(「公平な観察者」と「共感」;経済学の草創期;理想としての「自然的自由の制度」);第3章 資本主義の「歴史相対性」を学ぶ―ジョン・スチュアート・ミル(『自由論』と『自伝』;過渡期の経済学;比較経済体制論の試み);第4章 ケンブリッジの「伝統」への反逆―ジョン・メイナード・ケインズ(「古典派」への「異端児」;有効需要の原理;ケインズ体系とは何か);第5章 大英帝国の経済学支配への挑戦―ヨーゼフ・アロイス・シュンペーター(「静態」と「動態」;ケインズへの対抗心)