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出版社名:誠信書房
出版年月:2023年10月
ISBN:978-4-414-41493-6
280P 21cm
言葉にとらわれた身体 現代ラカン派精神分析事例集
エレーヌ・ボノー/著 福田大輔/監訳 阿部又一郎/訳 森綾子/訳
組合員価格 税込 3,564
(通常価格 税込 3,960円)
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内容紹介・もくじなど
現代社会では身体像がみなの最大の関心事である…そこでは“元気である”ことを強制されているにもかかわらず、わたしたちは幸福であるかのような幻影を生きているのではないか。活発で、オシャレで、健康であらねばならない、と。身体は制御(コントロール)されるべきで、それをみなに示すべきである、と急かされていないか。こうした理想には裏の側面が潜んでいる。「ストレス」や不安が身体を襲うこともあるからだ。精神分析では、無意識しか語られず、身体には興味が示されないといわれて久しいが、エレーヌ・ボノーはこの誤解を本書の臨床例を通じて解いていく。精神分析においては、身体は言葉(パロール)によって触れられ、触発されるか…(続く
現代社会では身体像がみなの最大の関心事である…そこでは“元気である”ことを強制されているにもかかわらず、わたしたちは幸福であるかのような幻影を生きているのではないか。活発で、オシャレで、健康であらねばならない、と。身体は制御(コントロール)されるべきで、それをみなに示すべきである、と急かされていないか。こうした理想には裏の側面が潜んでいる。「ストレス」や不安が身体を襲うこともあるからだ。精神分析では、無意識しか語られず、身体には興味が示されないといわれて久しいが、エレーヌ・ボノーはこの誤解を本書の臨床例を通じて解いていく。精神分析においては、身体は言葉(パロール)によって触れられ、触発されるからである。恥辱、制止、重篤な病、過食症、拒食症、恐怖、苦しみ、依存症などは身体への衝撃を明らかに語っている。精神分析家は身体を言葉によってとらえ、身体の不和・言説(dis‐corps)を解釈する。そこにこそ、わたしたちは語る身体が望むことを発見する。本書で紹介される臨床事例によって、それぞれの主体がどのように身体を扱い、それについて語っているかを明らかにしている。身体と共になすことは創造的行為なのである。
もくじ情報:序章 語られた身体、語る身体;1章 鏡;2章 食べ過ぎること、無を食べること;3章 身体に支障をきたすこと;4章 切迫;5章 暴力;6章 さまざまな病巣;7章 心気症;8章 妊娠;9章 パートナーのアンコール;10章 身体の出来事;結語
著者プロフィール
ボノー,エレーヌ(ボノー,エレーヌ)
パリの精神分析家。フロイト大義派(´Ecole de la Cause freudienne:ECF)とAssociation mondiale de psychanalyse(AMP)会員
ボノー,エレーヌ(ボノー,エレーヌ)
パリの精神分析家。フロイト大義派(´Ecole de la Cause freudienne:ECF)とAssociation mondiale de psychanalyse(AMP)会員