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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
志川 節子(シガワ セツコ)
1971年、島根県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2003年、「七転び」でオール讀物新人賞を受賞。13年、『春はそこまで 風待ち小路の人々』が直木賞候補となる 志川 節子(シガワ セツコ)
1971年、島根県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2003年、「七転び」でオール讀物新人賞を受賞。13年、『春はそこまで 風待ち小路の人々』が直木賞候補となる |
料亭の主人・徳兵衛は、老いによる躰の不調や料亭を継ぐ甥への苛立ちから、当てつけとして迷い込んできた子犬に身代を譲ると言い出し…「雨夜の月」(高瀬乃一)、七歳の娘を一人で育てる“何でも屋”の源五郎右衛門は、娘から化け猫のタマの依頼を聞いてほしいと頼まれる。人の命を奪うようになった物の怪退治を請け負った源五郎右衛門だが…「野槌の墓」(宮部みゆき)など、哀しくも心に沁みる短編六編を収録。
料亭の主人・徳兵衛は、老いによる躰の不調や料亭を継ぐ甥への苛立ちから、当てつけとして迷い込んできた子犬に身代を譲ると言い出し…「雨夜の月」(高瀬乃一)、七歳の娘を一人で育てる“何でも屋”の源五郎右衛門は、娘から化け猫のタマの依頼を聞いてほしいと頼まれる。人の命を奪うようになった物の怪退治を請け負った源五郎右衛門だが…「野槌の墓」(宮部みゆき)など、哀しくも心に沁みる短編六編を収録。