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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
保坂 直紀(ホサカ ナオキ)
サイエンスライター。東京大学大学院新領域創成科学研究科/同大気海洋研究所特任教授。東京大学理学部地球物理学科卒業。同大大学院で海洋物理学を専攻。博士課程を中退し、1985年読売新聞社入社。科学報道の研究により東京工業大学で博士(学術)を取得し、2013年東京大学海洋アライアンス、2019年から現職。気象予報士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 保坂 直紀(ホサカ ナオキ)
サイエンスライター。東京大学大学院新領域創成科学研究科/同大気海洋研究所特任教授。東京大学理学部地球物理学科卒業。同大大学院で海洋物理学を専攻。博士課程を中退し、1985年読売新聞社入社。科学報道の研究により東京工業大学で博士(学術)を取得し、2013年東京大学海洋アライアンス、2019年から現職。気象予報士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
すべての気象現象は、太陽から受けたエネルギーが赤道地域から高緯度地域に輸送されることで起こる風、雲、雨、雪、台風、寒波…。すべての気象現象は、大気が動くことで起こる。その原動力は、太陽から降り注ぐ巨大なエネルギーだ。赤道地域に過剰に供給された太陽エネルギーは大気を暖め暖められた大気は、対流や波動によって高緯度地域にエネルギーを運ぶ。ハドレー循環やフェレル循環、偏西風が、この巨大な大気の大循環の中心を形作る。大気の大循環を理解すれば、気象学の理解がより深まるはずだ…(続く)
すべての気象現象は、太陽から受けたエネルギーが赤道地域から高緯度地域に輸送されることで起こる風、雲、雨、雪、台風、寒波…。すべての気象現象は、大気が動くことで起こる。その原動力は、太陽から降り注ぐ巨大なエネルギーだ。赤道地域に過剰に供給された太陽エネルギーは大気を暖め暖められた大気は、対流や波動によって高緯度地域にエネルギーを運ぶ。ハドレー循環やフェレル循環、偏西風が、この巨大な大気の大循環の中心を形作る。大気の大循環を理解すれば、気象学の理解がより深まるはずだ。
もくじ情報:第1章 大循環はパーツに分かれている;第2章 暖まった空気は上昇する―熱の話;第3章 隣どうしの空気は押し合う―気圧の話;第4章 地球は丸くて自転している―コリオリの力;第5章 偏西風が多彩な天気をつくる―ロスビー波;第6章 地球には山もあれば海もある