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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
多々納 弘光(タタノ ヒロミツ)
1927~2017年。民藝の教えに共感して用の美としての陶器をつくり続け、名声とは無縁に生きた陶工。農家の三男で陶芸の素地はなかったが、同郷の友人たちと農村工業の共同体構想を抱き、二十歳で陶芸工房の建設に着手。1950年に河井寛次郎の来訪を契機に美術陶芸から実用の器づくりに方向転換し、工房は出西窯と名乗るように。日本民藝協会にも加わり、民藝の普及に尽力。後年には協会の要職も務めた。1991年、山陰中央新報地域開発賞文化賞を受賞。七十五歳で出西窯の一線から退き、自宅で自由な作陶を楽しみながら、求められれば後進の指導、講演を行なった民藝にとどまらない深く広い教養と…( ) 多々納 弘光(タタノ ヒロミツ)
1927~2017年。民藝の教えに共感して用の美としての陶器をつくり続け、名声とは無縁に生きた陶工。農家の三男で陶芸の素地はなかったが、同郷の友人たちと農村工業の共同体構想を抱き、二十歳で陶芸工房の建設に着手。1950年に河井寛次郎の来訪を契機に美術陶芸から実用の器づくりに方向転換し、工房は出西窯と名乗るように。日本民藝協会にも加わり、民藝の普及に尽力。後年には協会の要職も務めた。1991年、山陰中央新報地域開発賞文化賞を受賞。七十五歳で出西窯の一線から退き、自宅で自由な作陶を楽しみながら、求められれば後進の指導、講演を行なった民藝にとどまらない深く広い教養と温かい人柄で、多くの人から慕われた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
もくじ情報:1章 工芸の共同体を目指す―河井寛次郎と仕事の喜び;2章 ただ無名の職人として―柳宗悦と山本空外;3章 古作に学ぶ新作づくり―吉田璋也と濱田庄司;4章 共同体を支えた信仰心―バーナード・リーチと無自性;5章…(続く)
もくじ情報:1章 工芸の共同体を目指す―河井寛次郎と仕事の喜び;2章 ただ無名の職人として―柳宗悦と山本空外;3章 古作に学ぶ新作づくり―吉田璋也と濱田庄司;4章 共同体を支えた信仰心―バーナード・リーチと無自性;5章 百年デザインを目指して―外村吉之介と鈴木繁男;補筆 その後の出西窯(多々納真)