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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
斉藤 章佳(サイトウ アキヨシ)
精神保健福祉士・社会福祉士。大船榎本クリニック精神保健福祉部長。1979年生まれ。大学卒業後、アジア最大規模といわれる依存症回復施設の榎本クリニックでソーシャルワーカーとして、アルコール依存症をはじめギャンブル、薬物、性犯罪、児童虐待、DV、クレプトマニア(窃盗症)などあらゆる依存症問題に携わる。専門は加害者臨床で、現在までに二五〇〇人以上の性犯罪者の治療に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 斉藤 章佳(サイトウ アキヨシ)
精神保健福祉士・社会福祉士。大船榎本クリニック精神保健福祉部長。1979年生まれ。大学卒業後、アジア最大規模といわれる依存症回復施設の榎本クリニックでソーシャルワーカーとして、アルコール依存症をはじめギャンブル、薬物、性犯罪、児童虐待、DV、クレプトマニア(窃盗症)などあらゆる依存症問題に携わる。専門は加害者臨床で、現在までに二五〇〇人以上の性犯罪者の治療に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
子どもへの性加害は、心身に深い傷を残す卑劣な行為だ。なかでも問題なのが、…(続く)
子どもへの性加害は、心身に深い傷を残す卑劣な行為だ。なかでも問題なのが、顔見知りやSNS上にいる“普通の大人”が子どもと信頼関係を築き、優位な立場を利用して性的な接触をする性的グルーミング(性的懐柔)である。「かわいいね」「君は特別だ」などと言葉巧みに近づく性的グルーミングでは、子ども本人が性暴力だと思わず、周囲も気づきにくいため、被害はより深刻になる。加害者は何を考え、どんな手口で迫るのか。子どもの異変やSOSをいかに察知するか。性犯罪者治療の専門家が、子どもを守るために大人や社会がすべきことを提言。
もくじ情報:第1章 性的グルーミングの手口;第2章 子どもを狙う加害者の頭の中;第3章 性的グルーミング被害の実態;第4章 被害者支援の現場から;第5章 小児性愛障害の治療;第6章 子ども性加害経験者と語る―加藤孝さんに聞く、「やめ続ける責任」とは