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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
鈴木 勇一郎(スズキ ユウイチロウ)
1972年、和歌山県生まれ。青山学院大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(歴史学)。専攻は日本近代史、近代都市史。現在、川崎市市民ミュージアム学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 鈴木 勇一郎(スズキ ユウイチロウ)
1972年、和歌山県生まれ。青山学院大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(歴史学)。専攻は日本近代史、近代都市史。現在、川崎市市民ミュージアム学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
かつて日本には、国家の所有する鉄道があった。その組織は平時においては陸軍をしのぐ規模を誇り、列島津々浦々の地域を結びつける路線を構想することは、社会のグランドデザインを描くことそのものであった。歴代の国鉄トップは、政治家や官僚たちは、そして現場の人々は、この巨大交通システムに何を託し、いかに奮闘したのか。近代化に邁進する明治政府が新橋・横浜間を開設してから昭和末期に日本国有鉄道が分割民営化されるまで、「鉄道と国家」の歴史を一望する壮大なパノラマ!
もくじ情報:プロローグ 「鉄道一五〇年」と国鉄;第1部 「国鉄」形成の道程(私鉄の時代(一八七二‐一九〇六);国家直営の時代(一九〇六‐一九四九));第2部 日本国有鉄道の興亡―公社の時代(一九四九‐一九八七)(「復興」の中で(‐一九五五);「近代化」への邁進(‐一九六五);光と影の昭和四〇年代(‐一九七五);再建の試みと崩壊(‐一九八七));エピローグ JR以後(一九八七‐)