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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
会沢 正志斎(アイザワ セイシサイ)
1782‐1863年。水戸藩士。水戸学者。藤田幽谷に学び、彰考館総裁、弘道館総教(教授頭取)を務める。名は安(やすし)、字は伯民 会沢 正志斎(アイザワ セイシサイ)
1782‐1863年。水戸藩士。水戸学者。藤田幽谷に学び、彰考館総裁、弘道館総教(教授頭取)を務める。名は安(やすし)、字は伯民 |
文政八年(一八二五)、幕府が異国船打払令を発した直後、本書は成った。西洋との直面が避けられない現状を冷徹に見据えた安全保障政策と、「国体」を重んじることを訴えるこの提言書は、時の為政者に容れられることは叶わなかったが、筆写によって密かに全国へ広まり、やがて各地の若者たちを「志士」として目覚めさせた。幕末を動かした思想書の全貌。
もくじ情報:序論;国体;形勢;虜情;守禦;長計;参考資料『時務策』