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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
高木 和子(タカギ カズコ)
1964年生まれ。東京大学大学院博士課程修了、博士(文学)。東京大学大学院人文社会系研究科教授。平安時代の仮名文学、特に『源氏物語』が生まれるに到る文学史的な動態を探ること、そして『源氏物語』そのものの構造や表現を分析することを研究課題としている。『源氏物語の思考』(風間書房)で第五回紫式部学術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 高木 和子(タカギ カズコ)
1964年生まれ。東京大学大学院博士課程修了、博士(文学)。東京大学大学院人文社会系研究科教授。平安時代の仮名文学、特に『源氏物語』が生まれるに到る文学史的な動態を探ること、そして『源氏物語』そのものの構造や表現を分析することを研究課題としている。『源氏物語の思考』(風間書房)で第五回紫式部学術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
もくじ情報:第1章 …(続く)
もくじ情報:第1章 平安時代を覗いてみませんか(知るほど不思議な平安期の文化―漢字と仮名と絵と;恨みを抱えて死んだ者たち―政治の勝者と敗者;妻は複数で当たり前?―多情な男に悩まされる女たち;藤原道長の権勢極まる―時代を創った怪物;まがまがしい京のまち―「もの」と病、そして…);第2章 『源氏物語』構想の日々(漢学の素養をもつ娘―紫式部の生い立ち;父に付いて京を離れ―越前に下った経緯;年の離れた男との結婚―出会いと別れ;彰子のもとに女房として仕える―馴染めなかった初出仕);第3章 独り心浮かれぬ回想録(渡る世間は鬼ばかり?―本意ならぬ人生;男子を産まねばならない重圧―彰子出産の記録;明日知れぬ流れに身を任せながら―運命に翻弄される憂い;;藤原道長と紫式部―日記が語る深淵なる関係;なぜ清少納言に苛立ったのか―世の人に言いたい);第4章 『源氏物語』の世界に分け入る(冊子制作を始めるころ―研究史の上で重要な一言;『源氏物語』の作者ということ―はかなき物語;光源氏というスーパースター―知ってるようで知らない;あらすじで読む『源氏物語』―読み始めたら、もうやめられない);第5章 読む楽しみは尽きない(四人の貴公子による恋愛談義―長編化の原動力;宿世遠かりけり―物語の軸となる課題;やはり滅法おもしろい―恋の残酷;すこぶる華やかな光源氏絶頂期―六条院の王権;すべての歯車が狂っていく―憂愁の晩年;;「宇治十帖」という陰―次世代の物語)