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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
セルカス,ハビエル(セルカス,ハビエル)
1962年スペイン、カセレス生まれ。1987年に短篇集El m´ovilで作家デビュー。2001年に『サラミスの兵士たち』を刊行し、マリオ・バルガス=リョサらの絶賛を受け、スペインを代表する作家のひとりとなる。2019年に本書を刊行し、本国で大きな話題になったのちに2022年に英訳され、2023年の英国推理作家協会賞最優秀翻訳小説賞を受賞した セルカス,ハビエル(セルカス,ハビエル)
1962年スペイン、カセレス生まれ。1987年に短篇集El m´ovilで作家デビュー。2001年に『サラミスの兵士たち』を刊行し、マリオ・バルガス=リョサらの絶賛を受け、スペインを代表する作家のひとりとなる。2019年に本書を刊行し、本国で大きな話題になったのちに2022年に英訳され、2023年の英国推理作家協会賞最優秀翻訳小説賞を受賞した |
スペイン、カタルーニャ州の田舎町テラ・アルタ。町いちばんの富豪であるアデル美術印刷の社長夫妻が、惨殺された。夫妻は見るも無残な状態で血だまりの中に横たわっており、激しい拷問の末に殺されていた。獄中でユゴーの『レ・ミゼラブル』と出会い、犯罪から足を洗い警察官となったメルチョールが事件の捜査に当たるが、彼は想像だにしない地獄へと引きずり込まれていくこ…(続く)
スペイン、カタルーニャ州の田舎町テラ・アルタ。町いちばんの富豪であるアデル美術印刷の社長夫妻が、惨殺された。夫妻は見るも無残な状態で血だまりの中に横たわっており、激しい拷問の末に殺されていた。獄中でユゴーの『レ・ミゼラブル』と出会い、犯罪から足を洗い警察官となったメルチョールが事件の捜査に当たるが、彼は想像だにしない地獄へと引きずり込まれていくことになる…。正義と悪とは何かという根源的な問いを突き付ける、英国推理作家協会賞最優秀翻訳小説賞受賞のスペイン・ミステリの傑作。