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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
天野 純希(アマノ スミキ)
1979年名古屋市生まれ。愛知大学文学部卒業。2007年『桃山ビート・トライブ』で第20回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。13年『破天の剣』で第19回中山義秀文学賞を、19年『雑賀のいくさ姫』で第8回日本歴史時代作家協会賞作品賞を、23年『猛き朝日』で第11回野村胡堂文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 天野 純希(アマノ スミキ)
1979年名古屋市生まれ。愛知大学文学部卒業。2007年『桃山ビート・トライブ』で第20回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。13年『破天の剣』で第19回中山義秀文学賞を、19年『雑賀のいくさ姫』で第8回日本歴史時代作家協会賞作品賞を、23年『猛き朝日』で第11回野村胡堂文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
東播磨の大名、別所家の本城である三木城。当主の長治は信長に反旗を翻すも、織田勢を率いる秀吉に攻められ、村人を巻き込んだ過酷な籠城戦が始まる。飢えに苦しむ彼らは、究極の選択を迫られ…。家族を守るため、戦場へ向かう村娘。「死に損ない」と罵られ、次こそ死のうと敵を斬り続ける武士。女らしさの呪縛に悩みながら、女の身で陣頭に立つ別所家の妻。戦の裏側にある、名もなき生の物語。