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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
川瀬 巴水(カワセ ハスイ)
明治16(1883)年、東京市芝区露月町36番地(現港区新橋五丁目)に生まれる。伯父に仮名垣魯文がいた。巴水の父は糸組物職人で、長男であった巴水は家業を継ぐ予定であった。幼い頃から絵が好きで、武者絵や役者絵をよく眺めていたという。明治23(1890)年、桜川小学校に入学するが、12歳の頃、眼病を患って、小学校を退学する。眼の養生をしながらも画家を志した巴水は、明治30(1897)年に自宅から近い芝神明町の川端玉章門下の青柳墨川の塾に入り、写生の手ほどきなどを受けるが、周囲の反対にあい画業を断念する。明治41(1897)年、25歳のときに鏑木清方の門をたたく。清方よ…( ) 川瀬 巴水(カワセ ハスイ)
明治16(1883)年、東京市芝区露月町36番地(現港区新橋五丁目)に生まれる。伯父に仮名垣魯文がいた。巴水の父は糸組物職人で、長男であった巴水は家業を継ぐ予定であった。幼い頃から絵が好きで、武者絵や役者絵をよく眺めていたという。明治23(1890)年、桜川小学校に入学するが、12歳の頃、眼病を患って、小学校を退学する。眼の養生をしながらも画家を志した巴水は、明治30(1897)年に自宅から近い芝神明町の川端玉章門下の青柳墨川の塾に入り、写生の手ほどきなどを受けるが、周囲の反対にあい画業を断念する。明治41(1897)年、25歳のときに鏑木清方の門をたたく。清方より「巴水」の画号を与えられた。戦後はまとまった作品をつくることはなく、主に単独作品を手がけた。昭和32(1957)年、11月27日胃がんのため死去。享年74であった |
もくじ情報:春(井之頭の春の夜―絢爛たる静寂;品川―江戸の残影と近代の景色と ほか);夏(こま形河岸―青竹、蒼穹、そして河風;佐渡相川町―夕映と老人 ほか);秋(小浜堀川―名も無き場所、夕闇そして幽かな光;池上市之倉(夕陽)―今昔の感深し ほか);冬(千束池―水すましとブリキ鬼;上州法師温泉―絵の中の巴水 ほか)
もくじ情報:春(井之頭の春の夜―絢爛たる静寂;品川―江戸の残影と近代の景色と ほか);夏(こま形河岸―青竹、蒼穹、そして河風;佐渡相川町―夕映と老人 ほか);秋(小浜堀川―名も無き場所、夕闇そして幽かな光;池上市之倉(夕陽)―今昔の感深し ほか);冬(千束池―水すましとブリキ鬼;上州法師温泉―絵の中の巴水 ほか)