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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
甲田 学人(コウダ ガクト)
1977年1月生まれ。津山三十人殺しで有名な岡山県津山市出身。二松学舎大卒。デビュー以来メルヘン小説ばかりを書いて、四半世紀になろうかとしている小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 甲田 学人(コウダ ガクト)
1977年1月生まれ。津山三十人殺しで有名な岡山県津山市出身。二松学舎大卒。デビュー以来メルヘン小説ばかりを書いて、四半世紀になろうかとしている小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
二森啓は思っていたのだ。もう自分は、いつ死んでもいい存在だと。だがもう、それは叶わなくなった―。大事な仲間を立て続けに失い、悲しみと絶望感に覆われた『ほうかごがかり』。そんな時に啓が示した明確な意思をきっかけに、『太郎さん』は隠された事実を明らかにする―「七人目の『かかり』だよ」どうやら前年から『かかり』でありながらも、ずっと役割を逃れている人物がいるという。それを知らされた啓たちは…。「…ほんとに、あれがやってたことを引き継ぐのか?」理不尽、…(続く)
二森啓は思っていたのだ。もう自分は、いつ死んでもいい存在だと。だがもう、それは叶わなくなった―。大事な仲間を立て続けに失い、悲しみと絶望感に覆われた『ほうかごがかり』。そんな時に啓が示した明確な意思をきっかけに、『太郎さん』は隠された事実を明らかにする―「七人目の『かかり』だよ」どうやら前年から『かかり』でありながらも、ずっと役割を逃れている人物がいるという。それを知らされた啓たちは…。「…ほんとに、あれがやってたことを引き継ぐのか?」理不尽、そして怒り。追い込まれていく子供たちの、死を決した闘いの記録。鬼才が放つ恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”第3巻。