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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
京極 夏彦(キョウゴク ナツヒコ)
1963年生まれ。北海道小樽市出身。日本推理作家協会監事。世界妖怪協会・お化け友の会代表代行。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年、『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞長編部門、97年、『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2000年、桑沢賞受賞。03年、『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年、『後巷説百物語』で直木賞、11年、『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、16年、遠野文化賞、19年、埼玉文化賞受賞。22年、『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 京極 夏彦(キョウゴク ナツヒコ)
1963年生まれ。北海道小樽市出身。日本推理作家協会監事。世界妖怪協会・お化け友の会代表代行。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年、『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞長編部門、97年、『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2000年、桑沢賞受賞。03年、『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年、『後巷説百物語』で直木賞、11年、『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、16年、遠野文化賞、19年、埼玉文化賞受賞。22年、『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
祖父の死骸のそばで「私が殺した」と繰り返す孫娘。急に妻に近づかなくなり、日に日に衰えていく左官職人。高級料亭で酒宴を催したあと死んだ四人の男。子を産めなくなる鍼を打たねば死ぬと言われた武家の娘。本草学者の久瀬棠庵は、全ては「虫」の所為だと診断する。しかし、長屋の店子仲間が誘拐かされ―。『前巷説百物語』にも連なる謎解き奇譚。