|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ゴードン,シャーロット(ゴードン,シャーロット)
1962年、米ミズーリ州セントルイス生まれ。米ハーヴァード大学卒、ボストン大学Ph.D。現在、米エンディコット大学栄誉教授、作家でもある。本訳書以外の主な著作に、Romantic Outlaws:The Extraordinary Lives of Mary Wollstonecraft and Mary Shelley(New York:Random House,2015.全米批評家協会賞“ノンフィクション部門”受賞)などがある ゴードン,シャーロット(ゴードン,シャーロット)
1962年、米ミズーリ州セントルイス生まれ。米ハーヴァード大学卒、ボストン大学Ph.D。現在、米エンディコット大学栄誉教授、作家でもある。本訳書以外の主な著作に、Romantic Outlaws:The Extraordinary Lives of Mary Wollstonecraft and Mary Shelley(New York:Random House,2015.全米批評家協会賞“ノンフィクション部門”受賞)などがある |
急進派思想家のW・ゴドウィンとフェミニズムの先駆者と呼ばれるM・ウルストンクラフトという時代の先端を行く両親のもとに生まれ、自由奔放な詩人パーシーを情熱的に愛したメアリ・シェリー。のちに代表作となるのが、18歳のときに自らの悲運を投影して書いたとも思えるゴシック小説『フランケンシュタイン』である。本書は、メアリ・シェリーの作品や著作を丹念に論じることで、小説家としての独創性、政治思想家としての真摯な態度、母ウルストンクラフトから受けた影響など、彼女の作品論と…(続く)
急進派思想家のW・ゴドウィンとフェミニズムの先駆者と呼ばれるM・ウルストンクラフトという時代の先端を行く両親のもとに生まれ、自由奔放な詩人パーシーを情熱的に愛したメアリ・シェリー。のちに代表作となるのが、18歳のときに自らの悲運を投影して書いたとも思えるゴシック小説『フランケンシュタイン』である。本書は、メアリ・シェリーの作品や著作を丹念に論じることで、小説家としての独創性、政治思想家としての真摯な態度、母ウルストンクラフトから受けた影響など、彼女の作品論と波乱に満ちた生涯を見事に融合させた小伝である。
もくじ情報:第1章 遺産;第2章 ゴシックの叛逆;第3章 『フランケンシュタイン』;第4章 初期の女性の語り手―『フランス、スイス、ドイツ、オランダの一地域をめぐる六週間の旅行記』、『マチルダ』(一八一七~一八二一年);第5章 『ヴァルパーガ』、『最後のひとり』、『パーキン・ウォーベックの運命』、そして新たな『フランケンシュタイン』(一八二一~一八三一年);第6章 最後の仕事、一八三五~一八四四年