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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
野村 育世(ノムラ イクヨ)
1960年、東京都生まれ。日本中世史研究者。東京蜘蛛談話会会員。早稲田大学大学院文学研究科(日本史専攻)博士後期課程満期退学。博士(文学)。高知県立高知女子大学助教授、早稲田大学非常勤講師を経て、現在、女子美術大学付属高等学校・中学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 野村 育世(ノムラ イクヨ)
1960年、東京都生まれ。日本中世史研究者。東京蜘蛛談話会会員。早稲田大学大学院文学研究科(日本史専攻)博士後期課程満期退学。博士(文学)。高知県立高知女子大学助教授、早稲田大学非常勤講師を経て、現在、女子美術大学付属高等学校・中学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
蜘蛛が網を作ると、「恋しい人がやってくる」と喜んだ平安貴族。弥生人はその姿を銅鐸に刻み、ペルーの古代人はナスカ台地の砂漠に描き、ギリシアから北米まで、蜘蛛は世界の神話に数多く登場する。時に恐れ、嫌い、崇め、慈しむなど、評価は極端。なのに、なぜか惹かれずにはいられない…。人と蜘蛛の、そんな不思議な関係を、日本中世史研究家が貴重な図版・史料とともに丁寧に考察。蜘蛛愛好家の筆者だからこそ見えてくる、新しい歴史研究!
もくじ情報:第一章 遺跡の蜘蛛・神話の蜘蛛;第二章 敵の名は土蜘蛛;第三章 蜘蛛に寄せる恋の歌;第四章 空を飛ぶ蜘蛛;第五章 蜘蛛は神仏のお使い;第六章 妖怪土蜘蛛登場;第七章 民俗と遠い記憶