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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
梶山 雄一(カジヤマ ユウイチ)
1925年、静岡市生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。専攻は仏教学。京都大学教授、佛教大学教授のほか、ハーバード大学、ウイーン大学などで客員教授を務め、2004年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 梶山 雄一(カジヤマ ユウイチ)
1925年、静岡市生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。専攻は仏教学。京都大学教授、佛教大学教授のほか、ハーバード大学、ウイーン大学などで客員教授を務め、2004年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
死んだ血縁の者が、他の動物になっている。かつて多くの人が信じていた「業報輪廻」は、仏教思想の中心というより、東洋のあらゆる宗教の大きな前提である。そして現在、輪廻思想と仏教は、進化論やバイオテクノロジーとの対決のなかで、新たな神話を創生する必要に迫られている。仏教社会の倫理と道徳を支えてきた「輪廻」をめぐる講演と随筆を集成。
もくじ情報:1(輪廻の思想―インド・中国・日本);2(仏塔信仰と大乗仏教;菩薩の平和思想;ブッダとイエス);3(本願力ということ;親鸞の仏陀観;親鸞における信心の深化);4(マングース物語;人と猿と神;仏教における非神話化 ほか)