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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
塚本 学(ツカモト マナブ)
1927年福岡県生まれ。東京大学文学部卒業。国立歴史民俗博物館名誉教授。専門は日本近世史、地方史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 塚本 学(ツカモト マナブ)
1927年福岡県生まれ。東京大学文学部卒業。国立歴史民俗博物館名誉教授。専門は日本近世史、地方史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
日本の文化の歴史は、外来の最先端の情報が集まる都への憧れと、生まれ育った田舎への思い入れのはざまで紡がれてきた。奈良・京都や江戸・東京という「みやこ」に対する「地方」の憧れと反発、さらに中国大陸や欧米という「中央」に対する「辺境」日本の憧れと反発。この二重の交錯を見据えて描き出される唯一無二の列島文化史。
もくじ情報:第一章 都市の論理―先進・後進論の背景(先進ということば;都市的世界 ほか);第二章 反都市文明―「地方」主張の論理と背理(独自文化の主張;「地方の時代」と地方史研究 ほか);第三章 国家という単位―単一の「国」と「くに」の複合(「お国」と「くに」;国家と文化の連続性 ほか);第四章 民衆知と文字文化―ひとつの試み(「漢才」と「やまとだましひ」;学問とフォークロア ほか)