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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
金水 敏(キンスイ サトシ)
1956年大阪生まれ。博士(文学)。放送大学大阪学習センター所長、大阪大学大学院文学研究科名誉教授、日本学士院会員(2021年より)。文化功労者(2023年)。大阪女子大学講師、神戸大学助教授等を経て現職。専門は日本語文法の歴史および役割語研究。主な著書・編書に、『日本語存在表現の歴史』(ひつじ書房、2006、新村出賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 金水 敏(キンスイ サトシ)
1956年大阪生まれ。博士(文学)。放送大学大阪学習センター所長、大阪大学大学院文学研究科名誉教授、日本学士院会員(2021年より)。文化功労者(2023年)。大阪女子大学講師、神戸大学助教授等を経て現職。専門は日本語文法の歴史および役割語研究。主な著書・編書に、『日本語存在表現の歴史』(ひつじ書房、2006、新村出賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
フィクション作品を読み解く2つの視点。マンガ、アニメ、ドラマ、映画、小説などに登場する人物の話し方の分析を通して、役割語とキャラクターがどのようにフィクションの構造と関わるかを明らかにする。
もくじ情報:第1章 役割語からキャラクターへ;第2章 キャラクターの「属性表現」―ツンデレ・ボクっ子・無口系キャラ;第3章 これも役割語1―〈西洋人語〉「おお、ピエール」;第4章 これも役割語2―キャラクター描写と社会記号資源としての日本語の文字;第5章 映画『シン・ゴジラ』の役割語;第6章 役割語でジブリアニメを読み解く―『もののけ姫』を中心に;第7章 役割語で小説を読み解く―ケーススタディ:『海辺のカフカ』;第8章 まとめ、および《人格》について