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出版社名:研究社
出版年月:2025年6月
ISBN:978-4-327-38493-7
286P 19cm
役割語とキャラクター ポピュラーカルチャーをより深く理解するために
金水敏/編
組合員価格 税込 2,574
(通常価格 税込 2,860円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:★フィクションを読み解く2つの視点!さまざまなフィクション作品を主に役割語によって、言語学的に読み解いていく。フィクションには、特定の人物像と結びついた言葉づかいである「役割語」(〈老人語〉の「わし」など)を使用する登場人物が多く現れる。また、役割語に収まらない個別的なキャラクター言語というべきものを用いるキャラクター(「ツンデレ」キャラなど)も存在する。マンガ・アニメ、映画、小説、ビデオゲームなどから実例を挙げ、さまざまなキャラクターの話し方の分析を通して、役割語とキャラクターがどのようにフィクションの構造と関わるかを検証する。また、村上春樹作品における役割語と翻訳の関係にも注目す…(続く
内容紹介:★フィクションを読み解く2つの視点!さまざまなフィクション作品を主に役割語によって、言語学的に読み解いていく。フィクションには、特定の人物像と結びついた言葉づかいである「役割語」(〈老人語〉の「わし」など)を使用する登場人物が多く現れる。また、役割語に収まらない個別的なキャラクター言語というべきものを用いるキャラクター(「ツンデレ」キャラなど)も存在する。マンガ・アニメ、映画、小説、ビデオゲームなどから実例を挙げ、さまざまなキャラクターの話し方の分析を通して、役割語とキャラクターがどのようにフィクションの構造と関わるかを検証する。また、村上春樹作品における役割語と翻訳の関係にも注目する。そのほか、日本語の文字・表記のキャラクター表現への寄与についても明らかにする。役割語研究の新たな展開を示す本書は、言語学に関心が高い方だけでなく、ポピュラーカルチャーをより深く読み込み、楽しみたい方にもお薦めの一冊である。
フィクション作品を読み解く2つの視点。マンガ、アニメ、ドラマ、映画、小説などに登場する人物の話し方の分析を通して、役割語とキャラクターがどのようにフィクションの構造と関わるかを明らかにする。
もくじ情報:第1章 役割語からキャラクターへ;第2章 キャラクターの「属性表現」―ツンデレ・ボクっ子・無口系キャラ;第3章 これも役割語1―〈西洋人語〉「おお、ピエール」;第4章 これも役割語2―キャラクター描写と社会記号資源としての日本語の文字;第5章 映画『シン・ゴジラ』の役割語;第6章 役割語でジブリアニメを読み解く―『もののけ姫』を中心に;第7章 役割語で小説を読み解く―ケーススタディ:『海辺のカフカ』;第8章 まとめ、および《人格》について
著者プロフィール
金水 敏(キンスイ サトシ)
1956年大阪生まれ。博士(文学)。放送大学大阪学習センター所長、大阪大学大学院文学研究科名誉教授、日本学士院会員(2021年より)。文化功労者(2023年)。大阪女子大学講師、神戸大学助教授等を経て現職。専門は日本語文法の歴史および役割語研究。主な著書・編書に、『日本語存在表現の歴史』(ひつじ書房、2006、新村出賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
金水 敏(キンスイ サトシ)
1956年大阪生まれ。博士(文学)。放送大学大阪学習センター所長、大阪大学大学院文学研究科名誉教授、日本学士院会員(2021年より)。文化功労者(2023年)。大阪女子大学講師、神戸大学助教授等を経て現職。専門は日本語文法の歴史および役割語研究。主な著書・編書に、『日本語存在表現の歴史』(ひつじ書房、2006、新村出賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)