|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
マサラ,カルロ(マサラ,カルロ)
ミュンヘン連邦軍大学教授。専門は国際政治。ローマのNATO国防大学での研究活動を経て、2007年より現職。ドイツ連邦安全保障政策アカデミー(BAKS)の科学諮問委員会委員、ドイツ連邦議会のアフガニスタン・ミッションに関する調査委員会の委員なども務める。メディアへの寄稿、テレビの政治討論番組やニュースへの出演も多数 マサラ,カルロ(マサラ,カルロ)
ミュンヘン連邦軍大学教授。専門は国際政治。ローマのNATO国防大学での研究活動を経て、2007年より現職。ドイツ連邦安全保障政策アカデミー(BAKS)の科学諮問委員会委員、ドイツ連邦議会のアフガニスタン・ミッションに関する調査委員会の委員なども務める。メディアへの寄稿、テレビの政治討論番組やニュースへの出演も多数 |
軍事・安全保障のエキスパートが圧倒的なリアリティで描く、ウクライナ戦争後の「起こりうる未来」。2028年3月27日未明、ロシア軍がエストニアの都市ナルヴァとバルト海のヒーウマー島を占領。バルト三国への攻撃が始まった。2025年にウクライナ戦争が終結して以来、軍備増強という問題から目を背けてきたNATOは、ここへきて防衛能力不足があらわにな…(続く)
軍事・安全保障のエキスパートが圧倒的なリアリティで描く、ウクライナ戦争後の「起こりうる未来」。2028年3月27日未明、ロシア軍がエストニアの都市ナルヴァとバルト海のヒーウマー島を占領。バルト三国への攻撃が始まった。2025年にウクライナ戦争が終結して以来、軍備増強という問題から目を背けてきたNATOは、ここへきて防衛能力不足があらわになる。一方ロシアはプーチン前大統領の悲願であった「歴史的使命」を完遂すべく、西側諸国への軍事的エスカレーションを進めていく…。はたしてNATOは結束して行動を起こせるのか?不穏な動きを見せる中国の狙いは?そして、世界は核戦争へと突入してしまうのか?
もくじ情報:第一章 バルト三国、数年後の未来;第二章 ジュネーブ・国際連合欧州本部「パレ・デ・ナシオン」―三年前;第三章 風向きの変化;第四章 モスクワの雪解け?;第五章 ジュネーブ後のウクライナ―混迷;第六章 限定的な防衛能力;第七章 計画;第八章 マリ共和国キダル、二〇二八年二月二日―ゲーム開始;第九章 ブリュッセル、二〇二八年二月五日―撒かれたエサ;第一〇章 南シナ海、二〇二八年二月二八日―盟友の間接支援;第一一章 シアトル、二〇二八年三月二六日―急報;第一二章 ベルリン―二〇二八年三月二七日、四時二〇分(CET);第一三章 盗聴防止策が施されたビデオ会議―二〇二八年三月二七日、八時三〇分(CET);第一四章 モスクワ―二〇二八年三月二七日、九時(CET);第一五章 ブリュッセル・NATO本部―二〇二八年三月二七日、一四時(CET);第一六章 ワシントン・ホワイトハウス―二〇二八年三月二七日、一四時一五分(CET);第一七章 80°49′35″N 66°27′30″W/80.82639°N 66.45833°W―二〇二八年三月二八日、一二時二七分(CET);第一八章 ブリュッセル・NATO本部―二〇二八年三月二八日、一六時(CET);第一九章 トヴェリ州ルジェフ(ロシア連邦)―二〇二八年三月二九日、九時(CET);第二〇章 モスクワ/北京、二〇二八年三月三〇日―新たな中心