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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
西川 幸孝(ニシカワ ユキタカ)
(株)ビジネスリンク代表取締役。経営人事コンサルタント。日本行動分析学会会員。早稲田大学政治経済学部卒。商工会議所勤務の後、2000年、経営コンサルタントとして独立。05年(株)ビジネスリンク設立。09年~18年中京大学大学院ビジネス・イノベーション研究科客員教授。複数企業の社外取締役も務める。「人」の観点から経営を見直し、「経営」視点から人事を考えるコンサルティングに実績多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 西川 幸孝(ニシカワ ユキタカ)
(株)ビジネスリンク代表取締役。経営人事コンサルタント。日本行動分析学会会員。早稲田大学政治経済学部卒。商工会議所勤務の後、2000年、経営コンサルタントとして独立。05年(株)ビジネスリンク設立。09年~18年中京大学大学院ビジネス・イノベーション研究科客員教授。複数企業の社外取締役も務める。「人」の観点から経営を見直し、「経営」視点から人事を考えるコンサルティングに実績多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
トラブルや不祥事があった際に、「報連相を徹底する」というのが、一番手軽な再発防止策となる。しかしそれは、「以後気をつけます」と言うのとあまり変わらない話なのだ。企業という人間集団では役割の明確化を含む業務の標準化が行われていないと、とりやすい行動をとる、意思決定が行えずフリーズする、迷走を始め、間違った方向に進んでしまうなど、深刻な事態を招くおそれがある。そこに報連相依存が加わると、意思決定不全がさらに増幅し、危機的な状況が現実のものとなるのである。
もくじ情報:序章 意思決定の不全をもたらす「報連相」への依存;第1章 日本的意思決定システムの限界;第2章 サバンナ原則―ヒトの心と行動;第3章 ヒトの本能に合致した組織づくり;第4章 情動に働きかけるマネジメント;第5章 意思決定する心を持つ;第6章 標準化による後戻りしない経営;第7章 生命体としての企業