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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
蓮實 重〓(ハスミ シゲヒコ)
1936年東京都生まれ。フランス文学者、映画批評家、文芸批評家、小説家。東京大学文学部仏文学科卒業。65年パリ大学にて博士号を取得。東京大学教授を経て、同大学第26代総長。78年に『反=日本語論』で読売文学賞、89年に『凡庸な芸術家の肖像―マクシム・デュ・カン論』で芸術選奨文部大臣賞、2016年に『伯爵夫人』で三島由紀夫賞を受賞。1999年にはフランス芸術文化勲章コマンドゥールを受章する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 蓮實 重〓(ハスミ シゲヒコ)
1936年東京都生まれ。フランス文学者、映画批評家、文芸批評家、小説家。東京大学文学部仏文学科卒業。65年パリ大学にて博士号を取得。東京大学教授を経て、同大学第26代総長。78年に『反=日本語論』で読売文学賞、89年に『凡庸な芸術家の肖像―マクシム・デュ・カン論』で芸術選奨文部大臣賞、2016年に『伯爵夫人』で三島由紀夫賞を受賞。1999年にはフランス芸術文化勲章コマンドゥールを受章する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
溝口健二、小津安二郎、成瀬巳喜男、山中貞雄から、鈴木清順、吉田喜重、中島貞夫、そして北野武、黒沢清、濱口竜介まで…。40年にわたる論稿を編纂した、著者初の日本映画論集成。単著未収録作を多数含む圧巻の30篇に加え、書下ろしの「内田吐夢論」、三宅唱との対談、小田香・小森はるかとの鼎談を収める。
…(続く)
溝口健二、小津安二郎、成瀬巳喜男、山中貞雄から、鈴木清順、吉田喜重、中島貞夫、そして北野武、黒沢清、濱口竜介まで…。40年にわたる論稿を編纂した、著者初の日本映画論集成。単著未収録作を多数含む圧巻の30篇に加え、書下ろしの「内田吐夢論」、三宅唱との対談、小田香・小森はるかとの鼎談を収める。
もくじ情報:1(内田吐夢論―またはその画面を彩る慎ましい顕在性をめぐって;翳りゆく時間のなかで―溝口健二『近松物語』論 ほか);2(鈴木清順または季節の不在;『悪太郎』讃 ほか);3(大震災で映画と出会った男―プロデューサー城戸四郎;「撮影所システム」の消長と「新しさ」の系譜1 黒澤明の八月十五日 ほか);4(北野武、または「神出鬼没」の孤児;空間の悲劇―黒沢清『クリーピー 偽りの隣人』論 ほか);5(突き詰めた「清順美学」;喜重さんは「驚かせる」ことが得意な方だった ほか)