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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
上田 篤盛(ウエダ アツモリ)
元防衛省情報分析官。株式会社ラック「ナショナルセキュリティ研究所」客員研究員、(一社)日本カウンターインテリジェンス協会顧問。1960年生まれ。防衛大学校(国際関係論)卒業後、1984年に陸上自衛隊に入隊。幹部レンジャー課程を修了後、情報業務に従事。1993年から96年にかけて在バングラデシュ日本国大使館に警備官として勤務し、危機管理、邦人安全対策などを担当。帰国後、防衛省情報分析官および陸上自衛隊情報教官として勤務。2015年に定年退官。現在はインテリジェンス、防諜、サイバーセキュリティーに関する啓発活動を行っている。隔月誌『GLOBAL VISION』にて連…( ) 上田 篤盛(ウエダ アツモリ)
元防衛省情報分析官。株式会社ラック「ナショナルセキュリティ研究所」客員研究員、(一社)日本カウンターインテリジェンス協会顧問。1960年生まれ。防衛大学校(国際関係論)卒業後、1984年に陸上自衛隊に入隊。幹部レンジャー課程を修了後、情報業務に従事。1993年から96年にかけて在バングラデシュ日本国大使館に警備官として勤務し、危機管理、邦人安全対策などを担当。帰国後、防衛省情報分析官および陸上自衛隊情報教官として勤務。2015年に定年退官。現在はインテリジェンス、防諜、サイバーセキュリティーに関する啓発活動を行っている。隔月誌『GLOBAL VISION』にて連載中。これまで内閣官房、防衛省、国土交通省、財務省、厚生労働省などの官公庁、自治体、企業において多数講演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
三十六計逃げるに如かず、遠きと交わり近きを攻める、無中生有、指桑罵槐…習近平政治の底流にある「古典兵法」思想を理解し、中国の次の一手を読む!
もくじ情報:序章 中国兵法の哲学と『兵法三十六計』体系;第1章 退き、守り、機を待つ―撤退・回避の計略(危地から脱する;一部を犠牲にして全体を救う;敵の判断を狂わせ退路を得る);第2章 静かに備え、持久戦で勝利する―持久・温存の計略(虚構と権威を活用して優位の態勢を築く;力を隠して好機を待つ;敵の根を断ち力を奪う;敵の意識や判断を操作する);第3章 他を使い、口実を作り、柔軟に制する―間接・柔軟の計略(他者の力を得て有利に戦う;敵の崩壊を待ち主導権を握る;敵の出方に柔軟に対応する);第4章 戦いを設計し、積極的に仕掛ける―攻勢・奇襲の計略(戦場を選び相手の選択権を奪う;好機を見定め一気に勝負を決する;敵の中枢を狙い混乱を仕掛ける;欺と奇襲で相手の判断を奪う);終章 計略を読み、備える国家へ―兵法思考と日本の戦略的課題