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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
佐々木 敦(ササキ アツシ)
批評家。1964年、名古屋市生まれ。音楽レーベルHEADZ主宰。多目的スペースSCOOL共同オーナー。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。劇場創造アカデミー講師。文学、映画、音楽、演劇など、幅広いジャンルで批評活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 佐々木 敦(ササキ アツシ)
批評家。1964年、名古屋市生まれ。音楽レーベルHEADZ主宰。多目的スペースSCOOL共同オーナー。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。劇場創造アカデミー講師。文学、映画、音楽、演劇など、幅広いジャンルで批評活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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戦後、日本の文化は海外での成功を夢見てきた。音楽や映画、…(続く)
戦後、日本の文化は海外での成功を夢見てきた。音楽や映画、文学、演劇の世界で、世界的な知名度を得ている作家や作品はあるものの、文化全体が「輸出商品」として盛り上がっているとは言い難い。日本文化が全世界的に流行する日は来るのだろうか。そのための条件とは一体なにか。さまざまなフィールドで批評活動を行ってきた著者が、国内外の作品を通して日本文化が世界を制覇する方法を探る。
もくじ情報:序章 「日本/文化」の条件;第一部 日本文化はどう輸出されてきたか(「英語」の乗り越え方―K‐POPは世界を目指す;日本文化と英語化―ニッポンの音楽は「世界」を目指す;ニッポン人になるか?ガイジンになるか?―XG vs.Idol;「輸出可能」な日本らしさ―GAKKO!・白塗り・ノスタルジー;外から見出される「日本らしさ」―テクノ・ジャポニズム;補論「洋楽離れ」から遠く離れて);第二部 日本文化はどう世界に根づくのか(日本文化の「あいまい」さ―川端康成vs.大江健三郎;日本文学が海を越えるには―村上春樹がノーベル文学賞を獲る日;ローカルな普遍性はどう生まれるのか―是枝裕和と濱口竜介;ローカルから「世界」を描く―チェルフィッチュの「日本」;言語の越え方―チェルフィッチュの「日本語」);とりあえずの終章 日本文化はどこにいくのか?