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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
武田 砂鉄(タケダ サテツ)
1982年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014年からフリーライターに。新聞への寄稿や、週刊誌、文芸誌、ファッション誌など幅広いメディアで連載を多数執筆するほか、ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍している。著書に『紋切型社会』(新潮文庫、第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 武田 砂鉄(タケダ サテツ)
1982年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014年からフリーライターに。新聞への寄稿や、週刊誌、文芸誌、ファッション誌など幅広いメディアで連載を多数執筆するほか、ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍している。著書に『紋切型社会』(新潮文庫、第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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近代社会と人間の心理に独自の視点で鋭く斬り込んだ『群衆心理』。良識ある個人はなぜ、いかにして暴徒と化すのか。人々の思考を麻痺させ自立性を削り取るために指導者はいかなる手段を用いるのか。SNSが発達し群衆心理の感染力が一層強まるなか、その暴走を止めるためにこれから何ができるのか。政治をめぐる対立からネット炎上まで、「大…(続く)
近代社会と人間の心理に独自の視点で鋭く斬り込んだ『群衆心理』。良識ある個人はなぜ、いかにして暴徒と化すのか。人々の思考を麻痺させ自立性を削り取るために指導者はいかなる手段を用いるのか。SNSが発達し群衆心理の感染力が一層強まるなか、その暴走を止めるためにこれから何ができるのか。政治をめぐる対立からネット炎上まで、「大きな主語」に覆われた現代日本の抱える問題に引き寄せながらル・ボンの議論を読み解く。
もくじ情報:第1章 群衆心理のメカニズム(群衆の時代;異色の心理学者が目撃した「群集」 ほか);第2章 「単純化」が社会を覆う(思想が群衆に浸透する過程;「わかりやすさ」を好む社会 ほか);第3章 操られる群衆心理(群衆にとって「指導者」とは;「指導者」の実像 ほか);第4章 群衆心理の暴走は止められるか(群衆には「徳性」がある;コロナ禍と群衆 ほか);ブックス特別章 熱狂に流されないために(疑念を排除し、いい感じを保とうとする;「分断されてるよね」で終わるな ほか)