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出版社名:工作舎
出版年月:2025年11月
ISBN:978-4-87502-566-5
421P 19cm
中華と綺想 東アジアのマニエリスム精神史
平井敏晴/著
組合員価格 税込 3,344
(通常価格 税込 3,520円)
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内容紹介・もくじなど
「マニエリスム」には、ルネサンスとバロック時代をつなぐ美術様式を指す狭義と、『迷宮としての世界』のG・R・ホッケが提示した「綺想を描き出す普遍的な手法」という広義がある。本書は主に広義をベースに、「アルス・コンビナトリア[結合術]・過剰・多義・異種混合」が、東アジアの文化・芸術・建築様式にひとつの精神史として通底していることを、フィールドワークを通して読み解いていく。「中華」を自称することで生まれるマニエリスム、「中華」に抑圧されることで生まれるマニエリスムが織りなす、豊饒の東アジアがここに!
もくじ情報:プロローグ;第一章 中華によって、東アジアにマニエリスムが出現した;第二章 朝鮮半島に充…(続く
「マニエリスム」には、ルネサンスとバロック時代をつなぐ美術様式を指す狭義と、『迷宮としての世界』のG・R・ホッケが提示した「綺想を描き出す普遍的な手法」という広義がある。本書は主に広義をベースに、「アルス・コンビナトリア[結合術]・過剰・多義・異種混合」が、東アジアの文化・芸術・建築様式にひとつの精神史として通底していることを、フィールドワークを通して読み解いていく。「中華」を自称することで生まれるマニエリスム、「中華」に抑圧されることで生まれるマニエリスムが織りなす、豊饒の東アジアがここに!
もくじ情報:プロローグ;第一章 中華によって、東アジアにマニエリスムが出現した;第二章 朝鮮半島に充溢するマニエリスムの系譜;間奏曲1 李箱のマニエリスム的手法と音声遊戯;第三章 自称中華の綺想体;第四章 越南という小中華帝国;間奏曲2 アンドレ・キムの衣装バロック;第五章 マニエリストのビデオ・アート;第六章 熊の両性具有と王権;エピローグ
著者プロフィール
平井 敏晴(ヒライ トシハル)
思想史家、漢陽女子大学校助教授(韓国・ソウル)。1969年、栃木県足利市生まれ。金沢大学理学部で量子化学を、東京都立大学大学院人文科学研究科でドイツ文学を専攻。ロマン派の詩学と科学論を中心に研究後、東アジアのマニエリスムを探求すべく、2005年に韓国へ拠点を移す。以降、中華文化圏各地でフィールドワークを重ねる。研究テーマは東アジア・ヨーロッパのマニエリスム研究を中心に、音楽論、美術論、メディア論など多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
平井 敏晴(ヒライ トシハル)
思想史家、漢陽女子大学校助教授(韓国・ソウル)。1969年、栃木県足利市生まれ。金沢大学理学部で量子化学を、東京都立大学大学院人文科学研究科でドイツ文学を専攻。ロマン派の詩学と科学論を中心に研究後、東アジアのマニエリスムを探求すべく、2005年に韓国へ拠点を移す。以降、中華文化圏各地でフィールドワークを重ねる。研究テーマは東アジア・ヨーロッパのマニエリスム研究を中心に、音楽論、美術論、メディア論など多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)