|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
白石 一文(シライシ カズフミ)
1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文藝春秋勤務を経て、2000年『一瞬の光』でデビュー。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞、10年『ほかならぬ人へ』(祥伝社)で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 白石 一文(シライシ カズフミ)
1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文藝春秋勤務を経て、2000年『一瞬の光』でデビュー。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞、10年『ほかならぬ人へ』(祥伝社)で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
経済団体で働く41歳の久美は、功児と結婚して15年。冷え切ったものを感じながらも、ふたりの子供を育てている。一方で取引先の橋爪に亡き弟の姿を重ねる久美は、ある日、かつて橋爪をいじめた鳥谷という男を目撃。「あんな男、滅多打ちにして、廃人一歩手前にしてやればいい」一週間後、ランニング中の鳥谷が何者かに襲われ殺された。これを発端に、憎しみを向けた相手が次々と謎の死を遂げ、久美は自分に「身近な人を呪い殺す力」があることを思い知る。久美は“実感なき殺人”を繰り返す己の力を制御しようとするが…。内なる怪物は牙を剥き、この世界の底が抜ける。憎悪と暴力の果てにある人間の本質を暴く、血と力の黙示録。