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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ラッツァラート,マウリツィオ(ラッツァラート,マウリツィオ)
1955年、イタリア生まれ。社会学者、哲学者。現在は、パリで、非物質的労働、労働者の分裂、社会運動などについての研究を行ないながら、非常勤芸能従事者(アンテルミッタン)や不安定生活者(プレカリアート)などの活動にも積極的に参加している ラッツァラート,マウリツィオ(ラッツァラート,マウリツィオ)
1955年、イタリア生まれ。社会学者、哲学者。現在は、パリで、非物質的労働、労働者の分裂、社会運動などについての研究を行ないながら、非常勤芸能従事者(アンテルミッタン)や不安定生活者(プレカリアート)などの活動にも積極的に参加している |
もくじ情報:第1章 社会的基盤としての「負債」(「負債」による支配;なぜ「金融」ではなく「負債」を焦点化するのか?;新自由主義の戦略的核心としての「負債」;いかに“借金人間”は製造されるのか?);第2章 「債権者/債務者」とは何か?―「負債」による主観的主体化(「返済の義務」という道徳は、いかに成立したか?―ニーチェ『道徳の系譜学』;…(続く)
もくじ情報:第1章 社会的基盤としての「負債」(「負債」による支配;なぜ「金融」ではなく「負債」を焦点化するのか?;新自由主義の戦略的核心としての「負債」;いかに“借金人間”は製造されるのか?);第2章 「債権者/債務者」とは何か?―「負債」による主観的主体化(「返済の義務」という道徳は、いかに成立したか?―ニーチェ『道徳の系譜学』;「信用」とは何か?―マルクスの二つの「信用」論;「信頼」と「信用」―未来創造の原動力となる「信頼」/無力化させる「信用」;“負債”の歴史的展開);第3章 新自由主義の戦略的核心としての「負債」(新自由主義の誕生―すべての人を資本家に、経営者に、そして「借金人間」に;「負債」による権力システムの再構成―主権権力・規律的権力・生政治的権力;いかに新自由主義は「債務危機」を乗り越えようとしているか?;“負債”は社会をどのように変えたか?;「反生産」「反民主主義」を超えるために)