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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
伊藤 尋也(イトウ ヒロヤ)
1974年、岐阜県明智町(現・恵那市)生まれ。専門学校の講師、市役所の非常勤職員など、職を転々としつつ、常に小説の執筆をし続け、『孫むすめ捕物帳』にて時代小説デビューとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 伊藤 尋也(イトウ ヒロヤ)
1974年、岐阜県明智町(現・恵那市)生まれ。専門学校の講師、市役所の非常勤職員など、職を転々としつつ、常に小説の執筆をし続け、『孫むすめ捕物帳』にて時代小説デビューとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
奉行所の老同心・沖田柄十郎は、人呼んで窓際同心。同僚に侮られているが、可愛い盛りの孫、とらとくまのふたりが自慢。十二歳のとらは減法強い剣術遣いで、九歳のくまは蘭語に堪能。ふたりの孫を甘やかすのが生き甲斐だ。今日も沖田は飴をご馳走しようとふたりを連れて、馴染みの飴細工屋までやって来ると、最近新参の商売敵に客を取られていると愚痴をこぼされた。励まして別れたはいいが、翌朝、飴細工売りが殺され…(続く)
奉行所の老同心・沖田柄十郎は、人呼んで窓際同心。同僚に侮られているが、可愛い盛りの孫、とらとくまのふたりが自慢。十二歳のとらは減法強い剣術遣いで、九歳のくまは蘭語に堪能。ふたりの孫を甘やかすのが生き甲斐だ。今日も沖田は飴をご馳走しようとふたりを連れて、馴染みの飴細工屋までやって来ると、最近新参の商売敵に客を取られていると愚痴をこぼされた。励まして別れたはいいが、翌朝、飴細工売りが殺されたとの報せが。とらとくまは、奉行所で厄介者扱いされているじいじ様に手柄を立てさせてやりたいと、なんと岡っ引きになると言い出した!?