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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
村瀬 健(ムラセ タケシ)
第24回電撃小説大賞(選考委員奨励賞)を受賞し、『噺家ものがたり~浅草は今日もにぎやかです~』でデビュー。『西由比ヶ浜駅の神様』が高い評価を得る。放送作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 村瀬 健(ムラセ タケシ)
第24回電撃小説大賞(選考委員奨励賞)を受賞し、『噺家ものがたり~浅草は今日もにぎやかです~』でデビュー。『西由比ヶ浜駅の神様』が高い評価を得る。放送作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
東京は浅草に建つ、小さくも美しい日和神社には、ある伝説が残っている。はるか昔。人間に助けられた猫が恩返しをするために、町が洪水に襲われるのを住民に知らせて救った…(続く)
東京は浅草に建つ、小さくも美しい日和神社には、ある伝説が残っている。はるか昔。人間に助けられた猫が恩返しをするために、町が洪水に襲われるのを住民に知らせて救った、という。時は現代。隣接する春日野病院に通院する人々が、日和神社を訪れる。乳房を切除することになる女性、うつ病になった高校生、父親が脳梗塞に倒れた役者志望の若者…。心に悩みを抱えた彼らは、神社と猫がとりもつ不思議な縁によって、心の傷を癒やし、幸せを見つけていく―。