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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
藤原 章生(フジワラ アキオ)
ノンフィクション作家。1961年、福島県いわき市生まれ、東京育ち。北海道大学工学部卒業後、エンジニアを経て、89年、毎日新聞社入社。特派員としてヨハネスブルク、メキシコシティ、ローマ、郡山に駐在。2005年、『絵はがきにされた少年』で第三回開高健ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 藤原 章生(フジワラ アキオ)
ノンフィクション作家。1961年、福島県いわき市生まれ、東京育ち。北海道大学工学部卒業後、エンジニアを経て、89年、毎日新聞社入社。特派員としてヨハネスブルク、メキシコシティ、ローマ、郡山に駐在。2005年、『絵はがきにされた少年』で第三回開高健ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
人の心に貼りつく差別の「種」は、いつ、どこで生まれるのか。死にかけた人は差別しないのか―?新聞社の特派員としてアフリカ、ヨーロッパ、南米を渡り歩いてきた著者は、差別を乗り越えるために、自身の過去の体験を見つめ、差別とどう関わってきたか振り返ることの重要性を訴える。本書では、コロナ禍の時期に大学で行われた人気講義をもとに、差別の問題を考え続けるヒントを提示。熟練のノンフィクション作家が世界を旅して掘り下げる、新しい差別論。
もくじ情報:第1章 死にかけた人は差別をしないか;第2章 アジア人の中にあるアジア人差別;第3章 日系アメリカ人作家の慧眼;第4章 ジョージ・フロイド事件と奴隷貿易;第5章 日本にアフリカ人差別はあるか;第6章 アフリカ―遠望と条件反射;第7章 名誉白人、属性に閉じ込められる不幸;第8章 心に貼りついたものと差別と;第9章 感受性と属性と―学生の問いに答える