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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
堀江 敏幸(ホリエ トシユキ)
1964(昭和39)年、岐阜県生れ。’99(平成11)年『おぱらばん』で三島由紀夫賞、2001年「熊の敷石」で芥川賞、’03年「スタンス・ドット」で川端康成文学賞、’04年同作収録の『雪沼とその周辺』で谷崎潤一郎賞、木山捷平文学賞、’06年『河岸忘日抄』、’10年『正弦曲線』で読売文学賞、’12年『なずな』で伊藤整文学賞、’16年『その姿の消し方』で野間文芸賞、ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 堀江 敏幸(ホリエ トシユキ)
1964(昭和39)年、岐阜県生れ。’99(平成11)年『おぱらばん』で三島由紀夫賞、2001年「熊の敷石」で芥川賞、’03年「スタンス・ドット」で川端康成文学賞、’04年同作収録の『雪沼とその周辺』で谷崎潤一郎賞、木山捷平文学賞、’06年『河岸忘日抄』、’10年『正弦曲線』で読売文学賞、’12年『なずな』で伊藤整文学賞、’16年『その姿の消し方』で野間文芸賞、ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
日常にひそむ美は虚飾がなく唐突で、鮮やかな色を残す。パリの渋滞に巻き込まれた末に出会ったルネ・ロビエスの画集。ローランサンの《シャネル嬢の肖像》があしらわれた『悲しみよ こんにちは』に内包された一篇の詩。ふと立ち寄った展覧会…(続く)
日常にひそむ美は虚飾がなく唐突で、鮮やかな色を残す。パリの渋滞に巻き込まれた末に出会ったルネ・ロビエスの画集。ローランサンの《シャネル嬢の肖像》があしらわれた『悲しみよ こんにちは』に内包された一篇の詩。ふと立ち寄った展覧会でミロの夢想の深さに酩酊状態に陥り、約束を忘れてしまった学生時代の想い出。一匙のおかしみとともに浮かび上がる景色が愛おしい珠玉のエッセイ集。
もくじ情報:零度の愛について;570285;責任の所在;一度しかない反復;内的な組み合わせ;ミロと電話線;最後の恐竜;てのひらの石膏像;呪縛について;言葉の羽虫を放つ;胃の痛む話;右から六人目のフォートリエ;嗅覚の恐怖政治;まだらな青;汚染に抗うための再読;海に叫んだあとの日々;話し合う夏;幻影の家政学;申し訳ない;記憶の埋設法〔ほか〕