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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
阿刀田 高(アトウダ タカシ)
1935年東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。国立国会図書館勤務を経て、作家に。79年『来訪者』で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞受賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞受賞。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 阿刀田 高(アトウダ タカシ)
1935年東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。国立国会図書館勤務を経て、作家に。79年『来訪者』で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞受賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞受賞。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
交際を始めたいつも帽子姿の女性が、突然行方をくらます。手掛かりは豊かな黒髪…「黒髪奇談」。大きな向日葵の腕時計をした少女に、“だれか殺したい人、いますか”と聞かれて…「向日葵の夢」。祖母が幼い頃、土蔵の中にある鏡台を覗いたら、自分の背後に青白い顔が映ったという。古い鏡はあの世とこの世をつなぐ出入口…「鏡の中」。夢と現のあわい、奇妙で不可思議な世界をミステリアスに描く12編。