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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ボンズ,マーク・エヴァン(ボンズ,マークエヴァン)
ノース・カロライナ大学チャペル・ヒル校ケアリー・C・ボッシマー卓越教授(音楽学)。専門は18・19世紀の西洋音楽、とりわけ器楽の美学と理論。ハーヴァード大学でハイドンのソナタ形式における疑似再現の問題を扱った論文(1988)で博士号を取得 ボンズ,マーク・エヴァン(ボンズ,マークエヴァン)
ノース・カロライナ大学チャペル・ヒル校ケアリー・C・ボッシマー卓越教授(音楽学)。専門は18・19世紀の西洋音楽、とりわけ器楽の美学と理論。ハーヴァード大学でハイドンのソナタ形式における疑似再現の問題を扱った論文(1988)で博士号を取得 |
なぜわれわれは芸術表現に作り手の人生を読み取ろうとするのか。あらゆる音楽の「聴き方」に深く浸透している「症候群」の正体をときあかす。主観と客観―表現と聴取のパラダイムがせめぎあう歴史を俯瞰した刺激的考証。
…(続く)
なぜわれわれは芸術表現に作り手の人生を読み取ろうとするのか。あらゆる音楽の「聴き方」に深く浸透している「症候群」の正体をときあかす。主観と客観―表現と聴取のパラダイムがせめぎあう歴史を俯瞰した刺激的考証。
もくじ情報:序 器楽による自己;第1部 客観的表現のパラダイム 1770~1830年(修辞学の枠組み;主観的表現の受容へ;作品のうちに作曲家を聴く);第2部 主観的表現のパラダイム 1830~1920年(解釈学の枠組み;一人称のベートーヴェン;アフター・ベートーヴェン);第3部 共存する二つのパラダイム 1920年以降(客観性の回帰;今もつづく主観性);結び 彗星を追って