|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
道草 家守(ミチクサ ヤモリ)
2013年からWEBで小説投稿を開始し、2015年に作家デビュー。以来、繊細な描写で人気を博す、実力派作家。第2回富士見ノベル大賞にて審査員特別賞を改題・改稿のうえ上梓した「龍に恋う」シリーズ、『青薔薇アンティークの小公女』(富士見L文庫)など、著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 道草 家守(ミチクサ ヤモリ)
2013年からWEBで小説投稿を開始し、2015年に作家デビュー。以来、繊細な描写で人気を博す、実力派作家。第2回富士見ノベル大賞にて審査員特別賞を改題・改稿のうえ上梓した「龍に恋う」シリーズ、『青薔薇アンティークの小公女』(富士見L文庫)など、著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
勤め先の先輩である瑠璃子が出奔してしまった―。折しも、口入れ屋・銀古の繁忙期。珠は瑠璃子の代わりに、秋桜の咲き乱れる洋館での勤めを任される。珠なりに洋館の“人ならざる者”に真贄に向き合い、縁を結んだことで洋裁を習うことに。銀市のシャツを仕立てながら彼を想い、しだいに乙女らしい感情も育んでいく。銀市も彼女の花開く姿を慈しむ一方、…(続く)
勤め先の先輩である瑠璃子が出奔してしまった―。折しも、口入れ屋・銀古の繁忙期。珠は瑠璃子の代わりに、秋桜の咲き乱れる洋館での勤めを任される。珠なりに洋館の“人ならざる者”に真贄に向き合い、縁を結んだことで洋裁を習うことに。銀市のシャツを仕立てながら彼を想い、しだいに乙女らしい感情も育んでいく。銀市も彼女の花開く姿を慈しむ一方、珠がいずれ自分の手を離れる予感と、只人として生きるには強すぎる彼女の贄の力を憂いていた。さらに、瑠璃子失踪の原因となった存在も珠にそそられ…?