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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
遠坂 カナレ(トオサカ カナレ)
愛知県出身。エブリスタ小説大賞2018メゾン文庫賞を受賞し、翌年『おとこまえ天狗のあやかし学食ごはん』(一迅社)でキャラ文芸デビュー。ごはんもの、異世界ファンタジー、神奈川ご当地ものなどを中心に執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 遠坂 カナレ(トオサカ カナレ)
愛知県出身。エブリスタ小説大賞2018メゾン文庫賞を受賞し、翌年『おとこまえ天狗のあやかし学食ごはん』(一迅社)でキャラ文芸デビュー。ごはんもの、異世界ファンタジー、神奈川ご当地ものなどを中心に執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
七夕まつりで何十年も『枯れない笹』として元気な姿を見せてくれていた笹が枯れ始めた。キッチンカーを運営する歩が残念な気持ちで見つめていると、突然笹の中から子ぎつねが現れ、ぷくぷくほっぺの幼児に変身した。幼児がいうには笹は稲荷さまの住処で、七夕まつりの会場に飾られ、市民からの短冊の願いを叶えることによって枯れずにいたのだそうだ。それが二年連続の中止で枯れ始めてしまったらしい。子ぎつねは稲荷さまの眷属で、なんとかしようとして出てきたのだという。子ぎつねのコン太とともに、笹が枯れないよう奮闘を始めた歩だったが―!?
七夕まつりで何十年も『枯れない笹』として元気な姿を見せてくれていた笹が枯れ始めた。キッチンカーを運営する歩が残念な気持ちで見つめていると、突然笹の中から子ぎつねが現れ、ぷくぷくほっぺの幼児に変身した。幼児がいうには笹は稲荷さまの住処で、七夕まつりの会場に飾られ、市民からの短冊の願いを叶えることによって枯れずにいたのだそうだ。それが二年連続の中止で枯れ始めてしまったらしい。子ぎつねは稲荷さまの眷属で、なんとかしようとして出てきたのだという。子ぎつねのコン太とともに、笹が枯れないよう奮闘を始めた歩だったが―!?