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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
山本 巧次(ヤマモト コウジ)
1960年、和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。2015年、第13回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉となった『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』でデビュー。2018年、『阪堺電車177号の追憶』で第6回大阪ほんま本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 山本 巧次(ヤマモト コウジ)
1960年、和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。2015年、第13回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉となった『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』でデビュー。2018年、『阪堺電車177号の追憶』で第6回大阪ほんま本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
嬉代は四百五十石の旗本・羽鳥家の大奥様。何にでも首を突っ込みたがる孫娘の那美…(続く)
嬉代は四百五十石の旗本・羽鳥家の大奥様。何にでも首を突っ込みたがる孫娘の那美をお供に、六十三歳とは思えぬ機転と洞察力で厄介事を収める頼もしい存在だ。俳句仲間の町名主・三左衛門から、大工の耕吉が道具箱を盗まれ、困っていると聞く。耕吉は腕が良く手間賃も安いため、他の大工から妬み嫉みを受けているらしい。耕吉を呼び、話を聞いて、長屋に赴いた嬉代が推察した真相とは…。