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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
有馬 美季子(アリマ ミキコ)
2016年、『縄のれん福寿 細腕お園美味草紙』で、時代小説デビュー。21年に、「はないちもんめ」「はたご雪月花」の両シリーズで、第十回日本歴史時代作家協会賞文庫シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 有馬 美季子(アリマ ミキコ)
2016年、『縄のれん福寿 細腕お園美味草紙』で、時代小説デビュー。21年に、「はないちもんめ」「はたご雪月花」の両シリーズで、第十回日本歴史時代作家協会賞文庫シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
このひと月ほどで、美しい人妻が立て続けに三人も殺された。みんな溺れ死んだ姿で見つかったが、殺しに間違いないだろう―水茶屋〈花蝶屋〉の看板娘・お蘭は、探索中に立ち寄ってくれた、常連の定町廻り同心・沢井勝之進から事件の見立てを聞いていた。間もなく、殺されたお静の夫で、飛脚問屋の主人・宗助が頼み人として、仇討ち屋〈闇椿〉の隠れ家に現れる。お蘭は、お藤やお桃たちと調べを進めていくうち、人妻はみな爪紅をつけて…(続く)
このひと月ほどで、美しい人妻が立て続けに三人も殺された。みんな溺れ死んだ姿で見つかったが、殺しに間違いないだろう―水茶屋〈花蝶屋〉の看板娘・お蘭は、探索中に立ち寄ってくれた、常連の定町廻り同心・沢井勝之進から事件の見立てを聞いていた。間もなく、殺されたお静の夫で、飛脚問屋の主人・宗助が頼み人として、仇討ち屋〈闇椿〉の隠れ家に現れる。お蘭は、お藤やお桃たちと調べを進めていくうち、人妻はみな爪紅をつけていたと気づく。その頃、鍼灸医の桂雲は、未練が残る元妻・鶴代の足の爪を見て、胸騒ぎを覚えていた…。依依恋恋の第二弾!