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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
石戸 諭(イシド サトル)
記者、ノンフィクションライター。1984年、東京都生まれ。立命館大学卒業。毎日新聞社、Buzz Feed Japanを経て独立。2020年、「ニューズウィーク日本版」の特集「百田尚樹現象」にて第二六回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 石戸 諭(イシド サトル)
記者、ノンフィクションライター。1984年、東京都生まれ。立命館大学卒業。毎日新聞社、Buzz Feed Japanを経て独立。2020年、「ニューズウィーク日本版」の特集「百田尚樹現象」にて第二六回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
日本の「ノンフィクション」は、昭和期、とりわけ戦後に隆盛を迎えた。そこには転換点となった、重要な作品たちが存在する。女性の発見ともいえる『女たちの二・二六事件』、スポーツノンフィクションの金字塔「江夏の21球」、戦前と現代との断絶を問い続ける『昭和16年の敗戦』、ジャーナルでは書かれない事件の裏に迫る『誘拐』など…。昭和100年の今こそ、読みたい、読むべき名作の数々を深掘りする!
もくじ情報:1 開高健『ずばり東京』記録文学としてのルポルタージュ;2 本田靖春『誘拐』社会部記者からノンフィクション作家へ;3 柳田邦男『マッハの恐怖』読者の心の澱;4 澤地久枝『妻たちの二・二六事件』「女性」の発見という先駆的視点;5 山際淳司「江夏の21球」スポーツノンフィクションの分水嶺;6 後藤正治『スカウト』淡々とした日常から本質を掬い上げる;7 猪瀬直樹『昭和16年夏の敗戦』事実への畏怖は…;8 沢木耕太郎『一瞬の夏』方法の冒険を続ける作家;9 向田邦子「父の詫び状」生活のリアリティが時代を超える;10 立花隆『田中角栄研究』と児玉隆也「淋しき越山会の女王」理と情のノンフィクション