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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
宇野 碧(ウノ アオイ)
1983年神戸生まれ。大阪外国語大学外国語学部卒。2022年、『レペゼン母』で第16回小説現代長編新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 宇野 碧(ウノ アオイ)
1983年神戸生まれ。大阪外国語大学外国語学部卒。2022年、『レペゼン母』で第16回小説現代長編新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
タトゥーイストは魂修理人なんだ。「私、タトゥーイストになりたい」。母の肌に彫られたタト…(続く)
タトゥーイストは魂修理人なんだ。「私、タトゥーイストになりたい」。母の肌に彫られたタトゥーに魅せられ、同じ道を志した針生榴。厳しい修業の末にタトゥーイストとなった榴だが、ある事件を機に母と決裂してしまう。別れを乗り越え独立した榴は、その人の“一生もの”となるタトゥーを彫ると人気のタトゥーイストに。しかし世間からの強い偏見の眼差しは、榴から情熱を奪っていく。彷徨い続けた榴が、タトゥー文化が根付くボルネオでついに辿り着いた答えとは。静かに情熱が燃え上がるヒューマンドラマ。「本当にやりたかったことってなんだっけ?」袋小路に迷い込んだ人におくりたい、人生の道しるべが見つかるお仕事小説!