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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
南川 文里(ミナミカワ フミノリ)
1973年愛知県生まれ。現在、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授、博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 南川 文里(ミナミカワ フミノリ)
1973年愛知県生まれ。現在、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授、博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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「モデル・マイノリティ」の物語からこぼれ落ちる者たちは、日系コミュニティの現実といかに交わり、何を残したのか。二重国籍者や戦争花嫁から黒人・コリア系まで、国境・人種をこえた多層的な語りに耳を傾け、新たなアプローチで歴史像を書き換える。
もくじ情報:第1部 戦前期の「在米同胞」コミュニティ(人種主義を翻訳する―排日運動期に…(続く)
「モデル・マイノリティ」の物語からこぼれ落ちる者たちは、日系コミュニティの現実といかに交わり、何を残したのか。二重国籍者や戦争花嫁から黒人・コリア系まで、国境・人種をこえた多層的な語りに耳を傾け、新たなアプローチで歴史像を書き換える。
もくじ情報:第1部 戦前期の「在米同胞」コミュニティ(人種主義を翻訳する―排日運動期における「在米同胞」コミュニティの形成;太平洋を往復する「日本女性」―山田わかのジェンダーとナショナリズム);第2部 コミュニティ経験としての戦時強制収容と再定住(鉄条網のなかのコミュニティ―戦時強制収容と日系人社会;エスニックな場所、多人種の痕跡―リトルトーキョー/ブロンズヴィルの軌跡);第3部 冷戦期における「モデル・マイノリティ」の誕生(新しい移動の時代―戦後日米関係の再編と在米日系人社会;国家反逆者の遺産―一九五〇年代前半における国籍と市民権の政治;多人種都市における「日系アメリカ人」への撤退―一九五〇年代後半の国際主義とその困難);第4部 アジア太平洋時代のロスアンジェルスと日系コミュニティ(リトルトーキョー再開発における越境と抵抗―日本企業と多人種コミュニティ;トランスパシフィック・リトルトーキョー―環太平洋時代の日本化と企業家多文化主義)