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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
安部 龍太郎(アベ リュウタロウ)
1955年福岡県八女市(旧・黒木町)生まれ。久留米工業高等専門学校機械工学科卒業。東京都大田区役所勤務、図書館司書として働きながら小説を執筆。90年に『血の日本史』で作家デビュー。2005年に『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞を受賞。13年に『等伯』で直木賞受賞。20年、京都府文化賞功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 安部 龍太郎(アベ リュウタロウ)
1955年福岡県八女市(旧・黒木町)生まれ。久留米工業高等専門学校機械工学科卒業。東京都大田区役所勤務、図書館司書として働きながら小説を執筆。90年に『血の日本史』で作家デビュー。2005年に『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞を受賞。13年に『等伯』で直木賞受賞。20年、京都府文化賞功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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昭和6年9月、満洲事変勃発―大日本帝国最大のジャーナリスト徳富蘇峰は、東條英樹ら軍部と結びつき、皇国主義・軍国主義の扇動者として世論に多大な影響を与えた。イェール大学教授の朝河貫一は、アメリカで激化する反日世論にさらされながらも、日米融和を唱え、祖国日本に警鐘を鳴らし続けた。日米開戦へと突き進んでいく日本―昭和16年12月、朝河は開戦の回避と和平を目指して、ルーズベルト大統領から昭和天皇への親書を起草するが…。戦後80年―透徹した「史眼」でアジア・太平洋戦争の真実に迫る渾身の歴史小説。