|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
嵐山 光三郎(アラシヤマ コウザブロウ)
1942年、東京都に生まれる。少年のころから『徒然草』に興味をもち、仙人生活にあこがれた。國学院大学で隠者文学を専攻し、そのまま山にひきこもろうとしたが、出版社に就職。1980年に独立して作家となる。2006年に『悪党芭蕉』で泉鏡花文学賞・読売文学賞を受賞 嵐山 光三郎(アラシヤマ コウザブロウ)
1942年、東京都に生まれる。少年のころから『徒然草』に興味をもち、仙人生活にあこがれた。國学院大学で隠者文学を専攻し、そのまま山にひきこもろうとしたが、出版社に就職。1980年に独立して作家となる。2006年に『悪党芭蕉』で泉鏡花文学賞・読売文学賞を受賞 |
『徒然草』は、ふしぎな作品だ。教訓あり、世間話あり、思い出話あり、世相批判あり、うわさ話あり、うんちくあり―。乱世の鎌倉時代に生きた兼好が残したメッセージは、宝島の地図のように魅力的で、謎にみちていて、だれもが一度は目を通したくなる。『方丈記』は、読む人の背すじをのばす。混乱の時代を生き人の世の無常を語りながらも、生きることのすばらしさも教えてくれる。これほど後世の人の精神に大きな影響を与えた書物はないといわれ…(続く)
『徒然草』は、ふしぎな作品だ。教訓あり、世間話あり、思い出話あり、世相批判あり、うわさ話あり、うんちくあり―。乱世の鎌倉時代に生きた兼好が残したメッセージは、宝島の地図のように魅力的で、謎にみちていて、だれもが一度は目を通したくなる。『方丈記』は、読む人の背すじをのばす。混乱の時代を生き人の世の無常を語りながらも、生きることのすばらしさも教えてくれる。これほど後世の人の精神に大きな影響を与えた書物はないといわれる。
もくじ情報:徒然草;方丈記