内容紹介：他人から認められることによって膨らむ社会的自尊感情の肥大化が招く、現代の子どもたちの危機とは何か。人と出会い、思いを共有し、自分を確認することの繰り返しで形成される基本的自尊感情の育ちの必要性を説く。
もくじ情報：第１章（フィンランドの家庭と学校生活；カナダのライフ＆デス・エデュケーション　ほか）；第２章（子どもの自尊感情を外国と比べると；自尊感情の弱さは子どもだけの問題か　ほか）；第３章（あたりまえの日常から；国際学会で…　ほか）；第４章（アナログとデジタル；レジリエンスと自尊感情）；第５章（子どもの死生観と共有体験；ニワトリが先かタマゴが先か？）

近藤　卓(コンドウ　タク)
山陽学園大学教授。１９４８年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は、健康教育学、臨床心理学。現在、山陽学園大学総合人間学部教授。臨床心理士、学術博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）